韓国の記事にシワンさんの記事が掲載されていましたので皆さんにご紹介します。

＜スタッフ翻訳＞
イム・シワン「狂った目つき？」普段は違います

俳優のイム・シワンが涼しげな顔を見せてくれる。映画『非常宣言(仮)』で機内を混乱に陥れる「ジンソク」役を演じ、ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨンなど忠武路の代表俳優たちに負けない発掘の演技力を誇る。

「目つきが狂っていたという評価が1番記憶に残っています。でも、普段はそうではないんですよ。照明がきちんと設置されていなくて、目つきが狂ったように映っただけなんですよ。ハハ、キャラクターとして褒めてくれたと思うので、そういった評価もありがたいです。」

イム・シワンは8日「スポーツ傾向」でのインタビューで『非常宣言(仮)』で好評を得ている感想、ソン・ガンホ、イ・ビョンホンなどと共演した撮影裏話、そして2012年『太陽を抱く月』で俳優としての第一歩を踏み出した後、10年が経った今の感想など様々な話を聞かせてくれた。



■ 「イ・ビョンホンとの初共演?　芸能人を見ていると思った」

彼は劇中「ジンソク」のテロを防ぐために孤軍奮闘するジェヒョク役のイ・ビョンホンと火花散る神経戦を繰り広げる。初めての共演だった。

「今でも思い出します。仁川空港で初撮影をしたんですが、僕がイ・ビョンホン先輩に「どこに行くんですか？」と聞くシーンだったんです。まるで憧れる芸能人に直接会って会話をする感じでした。テレビだけで見ていて、実際に会って会話までしたら、とても生硬でした。」

イ・ビョンホンは以前のインタビューであれこれ質問が多かったイム・シワンが本当に可愛かったと褒め称えたことがある。

「僕は自分がそんなにたくさん質問をしたとは思っていませんでした。先輩なら俳優として、人間として人生に対する答えを持っていると思ったみたいです。普段はどんな考えを持っているのか、何が好きなのか気になったんです。そのような考えのおかげで、すごい演技で表出されると1人で考えたり、質問をたくさんしたようです。」



彼をかわいがったもう1人の先輩もいる。ソン・ガンホは彼の演技を見て一目惚れして称賛メッセージまで伝えたという。

「ソン・ガンホ先輩が1度は現場に来て僕の演技を見て褒めてくれましたが、それが大きな力になりました。 俳優としての褒め言葉は聞けば聞くほど良いと思うほど、僕はいつも求めているんです。その上、世界でも演技が上手なことで指折りの俳優が褒めてくれる? すごい意味があるじゃないですか。」

この他にもチョン・ドヨン、キム・ナムギル、キム・ソジンなど興行保証小切手らと肩を並べた嬉しい気持ちも表わした。

「大変光栄でした。全世界で認められている先輩たちと同じ場所にいるということ自体がものすごい経験でした。すごい機会だったし、現実とかけ離れている夢のように感じたりもしました。」



■「演技を始めて10周年、得た実力に比べて時間が早すぎる」

『太陽を抱く月』以後、演技に足を踏み入れて10年目だ。

「10年なので、とても負担になる数字です。まだやらなければならないことも分からないことも多いのに、僕がしたことに比べて時間がとても早いと感じるからです。この10年間、何か1つを続けてきたので、もう僕を専門家だと自信を持って言えるかと考えると、「いいえ。基本がありません」と答えると思います。「演技とは何か」に対して自ら答えを出せずにいますから。なので個人的には年数を計算したくないです。」

誰よりも率直な回答だ。それならば俳優としての彼の強みと弱点は何だろうか。

「＜芸能人＞というイメージに僕は合う人ではないと思います。小柄ですから。個人的なコンプレックスでもあるんですが、運動をしてこの程度の肉付きを維持するんです。コンプレックスとは、「平凡」な範囲外にあるという意味じゃないですか。見る目がある監督たちが僕のコンプレックスを全く反対のキャラクターに組み合わせて異質的で生硬な感じを作ってくれるようです。その意外性が僕にうまく適用したのではないかと思います。」

「10年前には＜演技を続けたい＞という考えだけでした。『太陽を抱く月』がうまくいって、一編でも作品がもっと入ってきてほしい、そうすれば演技を続けることができるから。当時はそう思ったんですよ。もちろん、今も演技を続けていきたいという気持ちは変わりません。ただ、ここに欲がさらに大きくなったようです。最近、Kコンテンツの優秀性を改めて感じています。世界的に遜色のないコンテンツだと思って、韓国だけでなく他のどの国の人達が見ても恥ずかしくない演技をしなければならないと思いました。そんな思いが10年前よりもっと大きくなったようです。」

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